シドニー【観光】

Cockatoo Island(コカトゥーアイランド)はシドニーの隠れた世界遺産

 

オペラハウスのあるサーキュラーキーから高速船でたったの20分、そんな場所に隠れた世界遺産があるのをご存知ですか?

今回は以外にも観光客にあまり知られていないシドニーにある世界遺産の1つ、コカトゥー島について紹介していきたいと思います。

 

 

Cockatoo Island(コカトゥーアイランド)

 

 

シドニー湾にぽつりと浮かぶ 湾内最大の島、コカトゥーアイランドは非常に濃い歴史を持つ島。

かつては刑務所・監獄・少年院が置かれていた場所であったが、20世紀にはオーストラリア最大の船渠(せんきょ)を持つ国内随一の船舶の島となる。

大戦中には日本軍がシンガポールを陥落したしたことによりその島の重要性が増し、20隻近くの大型船がこの島で建造された。

終戦後も民間船舶の建造目的などで1992年まで造船が行われていたが、現在は全て遺跡として保存されている。

2010年にはUNESCOの世界遺産に「オーストラリアの囚人遺跡群」の1つとして登録された。

 

 

島内を散策してみる

 

 

島に到着するとすぐに、このようなエントランスがあります。

ここでは通常荷物検査などをしており、係の人が入島するすべての人のカバンをチェックしています(平日の観光客がほとんど来ない日にはチェックしていません)。

 

 

エントランスを抜けるとすぐにインフォメーションセンターがあります。

その横にはコカトゥー島の全体図が。島はそれほど大きくなく、1周歩いても1時間かからない位です。

因みに、この島の回り方は時計回りがオススメです。

 

 

少し進むと開けた場所があります。この切り立った崖の上からの眺めが素晴らしいので後程書いていきます。

ご覧のようににコカトゥー島はこのような岩で成り立つ島で、ここの岩はシドニー市内の開拓時に多く使われたそうです。

 

 

島は観光客用に綺麗に整備されています。しかしながら、建物や重機は当時のまま残されており哀愁を感じます。

 

 

今は動くことのない巨大なクレーンがそのまま残されています。他にもクレーンはいくつかあり 蒸気で稼働していたものや、電気で稼働していたものなど時代とともに技術が変化してきた様子も伺うことができます。

 

 

島にある2つのドッグのうちの1つです。当時はここで船の進水式が行われていたのでしょう。

 

 

大きな格納庫があるのですが、その大きさに圧倒されます。

 

 

岩を掘って作られた長いトンネルがあります。島の反対側にアクセスする手段として使われていたもので現在でも通り抜けることができます。

 

 

この島は廃墟マニアにはたまらない島と言えるでしょう。しかしマニアでない私でも、この島の醸し出す雰囲気には魅了されるものがあります。

 

 

さて、島の反対側に来たところでこの階段を昇って上にあがってみます。

 

 

上にあがるとすぐに沢山のカモメたちが歓迎してくれます。

このように島の至る所にカモメが巣を作っており、ヒナや卵を守るために凄い形相で鳴いて威嚇してきますのであまり近づかないようにしましょう。

 

 

こちらの岩壁に沿って進む長い歩道はオススメスポットです。下を見ると足がすくむ程の高さです。

左側には19世紀に使われていた穀物の貯蔵スペース’Convict Grain Silos’を見ることができます。

当時この島に投獄されていた受刑者が手作業で掘ったというのですから驚きです。

 

 

先ほど紹介した切り立った崖の上に着きました。

ここからはハーバーブリッジやCBD(市内商業区)が綺麗に見えます。写真を収めるには絶好の場所です。

 

 

大昔の建物がそのまま残っていると思うと本当に感慨深いです。時代は変わっても、この風景は変わらないのですからね。

 

 

こちらは島が刑務所として機能していた時代からある建物です。

投獄されていた人々は当時こちらで生活を共にしていたのです。建物はとても古いのですが、170年以上前に建設された割にはしっかりとした造りだという印象でした。

 

 

こんなに美しい島が監獄だったなんて、ちょっと想像しがたいです。

 

 

途中、休憩するベンチがいくつかあります。景色がとても良いので、ゆっくり休憩しながら見て回るのがこの島を楽しむポイントです。

 

 

船着き場のすぐ近くにはキャンプサイトが設営されています。

パッケージ料金おおよそ90AUD(約7225円)/1泊 でキャンプを楽しむことができます。

面白そうなので一度宿泊してみるのも良いかなと思いました。もちろん綺麗なシャワーエリアが設置されていますので快適に滞在することができます。

 

 

所々、造船に使われていた遺物がお洒落に展示してあるのも良いです。

思わず写真に撮りたくなるようなスポットが多数あるのがコカトゥー島の魅力です。

 

 

 

その他設備など

 

カフェ

 

島には2つのカフェがあります。どちらも綺麗でちょっぴりお洒落な雰囲気です。

 

 

1つは船着き場のすぐ近くにある「Societe  Overboard」です。

ワインやビールなどのアルコールをこちらで楽しむことができます。

またバーガーやロールなどの軽食もこちらで提供していますので、ゆっくりとハーバーの景色を満喫しながらゆったりと過ごすならこちらがオススメです。

 

 

もう1つは島の反対側にある「Marina Cafe & Bar」です。

こちらではコーヒーなどのドリンクをはじめ、ピザやナチョスなどの食事も提供しています。

造船施設のエリアに位置しており、哀愁漂う独特の雰囲気の中で食事を楽しめて面白いと思います。

 

 

お手洗い

 

 

島内には比較的多くの手洗い場が設置されていますのでご安心下さい。

観光客用にちゃんと整備されている辺り有難いです。

 

 

荷物置き場

 

 

船着き場前にあるエントランスには荷物ロッカーがありますので、荷物をここに預けてゆっくりと島内を観光することができます。

 

 

日本語にも対応していますので、安心して利用することができます。

 

 

 

コカトゥー島への行き方

 

それではコカトゥー島への行き方をこちらで紹介していきます。

高速船に乗るだけで簡単に行けてしまうので、初めての観光で来られる方でも難しくはないと思います。

 

 

はじめにCircular Quay(サーキュラーキー)駅へ向かいます

 

 

駅を出たらWharf(船着き場)へ向かいましょう

コカトゥー島行きの高速船は通常 Wharf 5 から出ています ※時期によって変わることもあり

駅を降りたらすぐ目の前に船着き場があるので迷うことはないでしょう

 

 

船着き場のそれぞれの入り口にはこのようなスクリーンが設置されています

乗る船は Parramatta 行きの高速船で、行き先に Cockatoo Island があることを確認しましょう

直行便 Cockatoo Island 行きの高速船もありますので、もちろんそちらでもアクセス可能です

同時に出発サイドと出発時間も確認しておきましょう

 

 

Side A と Side B の2つのサイドがあります

今回のParramatta行きの高速船は Side B からの出発となります

 

 

船の準備ができたら乗船します

 

 

船は自由席なので好きな場所に座って大丈夫です

ここではぜひとも甲板席に座っていただきたいと思います ※船の種類によっては甲板席が小さいものや無いものもあります

 

 

出発するとオペラハウスを右手に進んでいきます

 

 

そしてハーバーブリッジを潜り抜けてシドニー湾から遡上していきます

 

(シドニー市内にそびえ立つビル群は圧巻です)

 

コカトゥー島へ向かうこの高速船もこの観光の醍醐味と言えるでしょう

船は一旦 Barangaroo というダーリングハーバーに近い船着き場に寄ってから島へ向かいます

 

 

コカトゥー島はサーキュラーキーから約20分で着きます

大きなクレーンや高い煙突が目印です

 

 

到着です

 

 

帰り方も至ってシンプルです

コカトゥー島の同じ船着き場から Circular Quay 行きの高速船に乗るだけです

 

 

間違えて反対方面の Parramatta 行きに乗らないようにしましょう

 

 

高速船は電車と同じOpal Cardを使って乗ることができます

料金は平日片道おおよそ6AUD(約481円)です

日曜日の場合はどれだけ乗っても上限2.5AUD(約200円)なのでお得に行くことができます

 

 

まとめ

 

 

コカトゥー島は世界遺産に登録されている歴史ある島にも関わらず、観光客にはあまり知られていない隠れスポットです。

私自身、この島の雰囲気が大好きで今までに4回も訪れています。

いつ行っても空いていますし、この島から眺める湾の景色は本当に最高です。

何百年も前の雰囲気を残しながら、少し物寂しくたたずむこれらの遺跡をご自身の目で見て感じてみてください。

 

 

コカトゥー島オフィシャルサイト http://cockatooisland.gov.au/