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【30代】タイ現地採用の内定ゲットまでの流れを詳しく紹介【バンコク就職】

 

自己紹介

 

はじめまして。

私 現在31歳で2020年にタイ就職を果たしましたので、その全体の流れと私自身の経験をシェアさせていただこうと思います。

今後タイ就職を目指している方の参考になれば良いかなと思います!

さて 年々海外で働くということに興味を持つ人も徐々に増え、最近ではその中でも東南アジアが比較的注目されてきているなと感じています。

ご存じの方も多いかと思いますが、数年前から某テレビ番組がタイやマレーシアで働く若者を取りあげており その煌びやかな生活に憧れを持ち「海外で働いてみたい!」と拍車をかけているのではないでしょうか。

とりわけ日系企業の多いタイは、仕事の求人数も多く かつ日本人にとって暮らしやすい環境が整っている(日本人移住者も相当数いるので)こともあり そんな海外就職を熱望する層の間でも人気が高い国の1つとされています。

さて、そんなタイでの就職に関してですが一体どんな流れで内定取得までに至るのか皆さんはご存じでしょうか?

今回はその取得の一般的な流れ、そしてちょっと普通の人とは違う私のパターンも同時に解説していこうと思います。

 

<私の経歴はコチラ>

■22歳 愛知県の大学卒(普通レベル)

■22歳 新卒で商社に入社[総合職で2年勤務]

■25歳 転職しフィットネス関連の会社[人事担当他3年勤務]

■28歳 シドニーの語学学校へ留学[1年]

■29歳 シドニーの外資系ホテルでワーホリ[1年]

■30歳 タイの語学学校でタイ語を学ぶ[6ヶ月]

■31歳 タイで就職

 

 

まず初めはエージェント登録がキホン

 

【全体の流れ】

 

タイで就職するにあたって、必ず利用しておいた方が良いのがタイ国内の求人を紹介している就職(転職)エージェントです。

完全無料なのでこれは絶対に登録しておくべきだと思います。

一応人材募集している求人サイトもありますが そういう所に求人を出している企業は中には待遇が物凄く悪い会社や、違法賃金で雇っているダークな会社も平然と混ざりこんでいます。

一方で、しっかり名の知れたエージェントにて求人募集をかけている企業は そのエージェントとの関係もあるので基本的にブラックな会社はほとんど扱っていないように思います(100%とは言い切れませんが…)。

ですのでまず1番最初の動き出しはこのエージェントに登録するという所から行って下さい。

登録方法は簡単でホームページに飛び、自分の情報を入力後

①日本の履歴書

②職務経歴書

③英文履歴書

この3つをPDFファイルなどにした状態でサイト上にアップロードするだけでOkです。

職務経歴書や英文の履歴書はなかなか作成する機会がないので、不安な方も多いかと思いますがネットで調べてみれば書き方サンプルも多く出てくるのでそれらも参考にしてみると良いかと思います。

基本的にフォーマットは決まっておらず自由なのですが、当然見やすく綺麗にまとめられている方が好ましいです。

 

これらの書類をアップロードして登録したらあとはエージェント側から連絡が来るのを待てば良いだけです。

基本的にその日か翌日にはメールが来るはずです。

メールのやりとりで担当者と電話(スカイプも可)相談の日程や時間を決め、そこで自己紹介を含め色々な情報共有をしていきます。

エージェントは2社か3社くらい同時に登録するのがオススメです。それぞれ扱っている求人が違っていたりもするので、しっかりと選ぶためにも1社以上は申し込んでおきましょう。注意点としては、同じ企業の求人にダブって応募してしまわないようにするという点です。しかし、ゆっくりと転職活動をする予定の方であれば まずは1社のみ登録して様子見しながら増やしていくというのもアリです。

余談ですが私が利用した中で良かったなと思ったのはアデコタイランドでした。

担当者との相性もあると思いますが、基本どこも雰囲気の優しい人が対応してくれるので色々と相談しやすいですよ。

 

 

就職(転職)相談でエージェントと話す内容は?

 

さて、実際にエージェントの担当者と話す内容ですが人によるかもしれませんが

「希望勤務地」「その国で働きたい理由」「希望職種」「希望月収」「条件」「働くうえで何を重視するか」「いつ現在の仕事を辞める予定か」「いつからタイに来て働けるか」「現地面接日はいつ頃が良いか」「その他要望」

など世間話から仕事に関してまで色々な話を40分ほどします。

ここでエージェントの担当者は、多数ある求人の中からあなたにどんな仕事を紹介するのか絞っていいくわけです。

そして、最終的に10件ほどに絞ってあなたに紹介する流れとなるでしょう。

この流れはたいていどこのエージェントも同じです。

あとこれから応募予定の方にはこれだけは覚えていて欲しいのですが、海外で働くわけですから当然英語が多少なりとも話せなくてはいけません。

エージェントの相談の最後には実際にタイ人と英語で会話をして【語学力チェック】を行う流れが定番です。

ですのでそのことも頭に入れておいて下さい。

ここでの質問は

「なぜタイで働きたいのですか?」「自己紹介とこれまでの経歴を話してください」「どんな仕事を探していますか?」などなど、エージェントによって聞かれることは違いますがだいたいはこれらの定番どころを聞かれます。

面談前は少し練習しておくといいでしょう。

※英語を全く使用しないという条件の求人希望であれば英語テストは無いかもしれませんが、どこも英語力は少なからず求められますので学んでおくが吉です。英語を使用しない仕事はあったとしてもコールセンター系が3~5件程度と極わずかです。

 

 

絞り込まれた求人から更にピックアップ

 

おおよそ10件ほどに絞り込まれた求人の中から、自分の中で優先順位を付けます。

そしてここからは、その優先順位の高かった求人から順に書類選考が始まるという流れです。

書類選考はエージェントの担当者が作成したあなたの推薦状を元に行われるので、この時点で履歴書や職務経歴書が直接会社の人事担当者に行きわたるという訳ではないようです。

言うならば、いかに興味を持ってもらえるようにエージェント担当者に推薦状を書いてもらえるかがカギとなります。

ですので先述した電話相談の際に、自分のアピールとなる経験や資格などは忘れずにしっかりと伝えておくようにした方が良いです。

さぁ、書類選考に関して詳しく言うと 正直企業からスルーされる場合が多いそうなので いちいち気にしないようにしましょう(相当強みとなる経歴があればバンバン通るかもしれませんが…)。

この段階ではまずは自分が書類が通ることを願っていてください。

1週間以内にエージェントから返答がない企業は残念ながら【落選】と思っておいてください。

反応が無い際はエージェントが随時追加求人を紹介・または優先順に更に書類選考を進めていくという流れとなります。

 

 

書類選考が通過したらだいたいスカイプ面接

 

めでたく書類選考が通過すると、ほとんどの企業はスカイプ面接を提案してきます。

1次面接にあたるこの面接では、人事担当の日本人駐在員と現地タイ人従業員との混合で行う場合が結構あります。※会社によって全然違うので一概にはそうだとは言えません

タイ人が面接に参加するのは候補者の英語力をここでチェックしてふるいにかけるというのが目的でもあるように思います。

ただ、日系企業の日本人相手の営業職などでは英語力はそこまで求められないケースもあるかと思われます。職種にもよりますね。

でもいつ英語で質問が来てもOKなように、予め英語で答えられるように事前練習はしておくべきだと言えそうです。

質問事項(鉄板例)※英語でも同じような質問がよく出ました

「経歴を含め自己紹介をして下さい」「なぜタイで働きたいのですか」「どんなキャリアを積みたいですか」「どれくらいタイで働く予定ですか」「強みと弱みを教えて下さい」など

1次面接の時間はおおよそ30分くらいで終了します。

あくまでも1次なので、それほど時間をかけないようにしているようにも感じました。

スカイプ面接で注意することを挙げるとすれば

・背景は単色の壁が好ましい(生活感の垣間見えない所にする)

・自分1人しかいない静かな部屋で行う

・WIFIの接続状態が良く確実に安定しているところで行う

・声は大きな声でハキハキと

・言うまでもなくスーツ着用、見た目を綺麗に(髭ありや髪ボサはダメ)

などでしょうか…。

対面ではないので相手に印象がやや伝わりにくいため、なるべくスカイプ面接ではマイナスなイメージを与えないように上記内容には気を付けていて下さい。

 

 

2~3日で面接の結果が出る

 

スカイプの面接が終わるとたいていは2~3日以内にエージェントより結果が来ます。

ここで1次面接が通過すると、2次面接の日程調整に入っていきます。

2次面接は多くの企業が対面面接を実施しているため、実際に訪泰して現地で行うものとなります。

この時、エージェントの方がうまく日程調整を行ってくれますので任せましょう。

短い滞在中に3~5社くらいまとめて面談ができるように予定を固めてくれると思います。

仕事をしながら転職活動をしている方にはこの訪泰のための日程調整がややシンドイかもしれませんが、なんとか休みを取ってタイに行けるように段取りしておくと良いでしょう(仕事を既に辞めている方にとっては余裕があると思いますが…)。

 

 

タイに入国、そして2次面接

 

さて、2次面接の予定が固まったら

①航空券を購入

②スーツや靴やネクタイなど含めパッキング

③タイに飛び立つ

この流れでタイへ入国します。

因みにタイは日本人に対して30日間のノービザ発給を行っていますので、ビザに関しては何も気にせずタイに行けばOKです。

タイに到着したらそのまま入国審査を通れば申請等なしでタイ王国へと入ることができます。

あ、言うまでもなく面接用のスーツセットは忘れないようにしましょうね。

まぁ最悪現地でも揃えれますが…。

滞在する場所は格安のホテルや短期向けアパートなどを予定しておくのが良いです。

安ければ1泊2000円台くらいの所もありますので節約できますよ。

あと、ノートパソコンはあると何かしら便利なので持っていくと良いかと思います(エージェントとのメールのやり取りや現地情報を調べたりするときに役立つ)。

 

さて、ここで肝心の2次面接に関して説明していきましょう。

タイでの2次面接は最終面接扱いで行う企業が多いので、ここでは現地法人の社長や副社長が登場することも多いです。

当然日系企業であれば社長は日本人の場合が多いので、しっかりと日本人として日本と同じ形式の面接で行われるということを意識しておいてください。

とは言っても若干タイらしいゆる~い雰囲気があるところも多いので、そんなに気を張らなくても大丈夫です。

礼儀正しく、良い雰囲気で、ハキハキと話し良い印象を与えるというのが最も重要です。

あと、中にはこの面接時にタイ人の役員も参加する場合もあったりするので英語での質問の回答例も対策しておいた方が良いです。

面接時間はどこも40分ほどでしょう。

あ、遅刻には十分気を付けておくようにして下さい。

タイは日本と違って色んなトラブルが起きやすい国です(渋滞・タクシーの道間違え・スコール・電車の故障等)。

面接場所の要チェック、余裕をもった行動などで当日遅れてしまうことの無いように気を付けましょう。

 

 

2次面接(最終)通過→内定

 

こちらの結果もだいたい面接日から2~3日以内にはエージェントから連絡が来ます。

見事内定をゲットしたら、最後に担当者から給料や福利厚生などが記された勤務条件を提示されます(求人募集の際に知ることができますが改めて承諾するため)。

それに同意をした時点で正式な内定取得となります。

あとは、現在の仕事を退職して タイで就業するにあたっての手続きをそこから進めてゆきます。

 

 

就労ビザ取得

 

さて、タイで働くにはビザが必要です。

海外に住んだことの無い方にとってはあまり馴染みのないビザですが、これが無い状態で働くと違法(犯罪)なので必ず取得しなければいけません。

今回は就労目的でタイに住むことになるので【就労ビザ(ノンイミグラントビジネスビザ:通称Bビザ)】を取得することとなります。

このBビザは基本的にタイ国外で取ることとなっており、日本から向かう人は大阪・名古屋・東京・福岡(New)にある在日タイ国大使館で申請及び取得が可能です。

この時、会社側から書類を求められますのでその準備に迅速に取り掛かりましょう。

抜けやミスがあるとビザが発給されない場合もあり、入社がズレ込む可能性もあるので慎重に揃えるようにして下さい。

申請から数日後に無事日本国内でBビザが発行されたら、あとはタイに向かう準備を始めて下さい。

日本での住民票や携帯の契約など公的な手続きも忘れないようにチェック。

タイでの生活情報も調べたりとかなり慌ただしい日々となるかもしれませんので、早い段階から何をしなければいけないか箇条書きしておくと良いです。

 

 

タイに入国し住む場所を探す

 

いよいよタイに入国です。

入国したら初めの数日間はホテルなどに滞在し、その間に日系の不動産会社に訪れて住む場所を探すのがよくある流れです。

ただ、ここで気を付けてもらいたいのですが日系の不動産屋では駐在員向けに高いマンションやアパートを紹介している会社も多いので、ネットで予め安い物件を扱う会社の目星を付けておくべきだと言えます。

バンナーハウジングすずき不動産などでは15000バーツくらいの比較的お値打ちなコンドミニアムを紹介しているので個人的におススメです。

もっともっと安い所を探している方は、自分で歩いて探すとういのも1つの方法です。

ただ、自力で探す方は英語必須です。探し方はこちらのサイトで割と詳しく説明されていますので参考にしてみて下さい。

ラチャダーピセーク通り沿い(ラチャダー鉄道市場付近など)だと7000バーツ台の安いアパートも結構あるので現地採用にはお勧めできるエリアです。

職場からの距離も考えてはじめは電車が通っている便利なエリアに住むのが良いかなと思います。

 

 

ワークパーミットについて

 

先ほど、タイで働くには就労ビザ(Bビザ)が必要だと説明しましたが、実はもう1つ必要なものがあります。

それがワークパーミットです。

Bビザ+ワークパーミットの2つが揃って、ようやくタイ国内で正式に働くことができるのです。

このワークパーミットは会社の人事担当者が取得を進めてくれるので あなたは必要書類を揃えるだけなのですが、バンコクのディンデーン地区にある労働局で本人が受け取ることになっているので そういうものもあるのだということも頭に入れておいてください。

因みにこの許可証は銀行の開設や保険の申し込み等、契約をする際に何かと必要になってくる重要なものでもあるので結構大切です。覚えておきましょう。

 

 

就業開始

 

長い手順を経てようやくタイで就業開始となります。

ここまでくるととりあえず一安心ですね。

あとは仕事に集中しながら、タイでの生活に徐々に慣れていけば良いでしょう。

実際はBビザの更新であったり、タイ国内での公的手続きなどが数点ありますので まだまだ気が休まることは無いのですが 大きなイベントは一旦ここで落ち着くでしょう。

日本での就職と違っていろいろ不慣れなこともあるでしょうが、タイで働くというのはきっと自身にとって良い経験となることでしょう。

今後タイ就職を検討している方の参考になれば嬉しいです。

 

 

特殊な私のパターンも紹介

 

ここまでは、一般的に日本から転職活動を行う現地採用の流れをご紹介したのですが 私の場合はちょっと特殊だったのでそのパターンも紹介します。

私は元々、バンコクの語学学校でタイ語を学んでいて そのままタイ国内から職探しを行ったので一般的な流れとは少しだけ異なります。

1、学校に通いながら同時にバンコクで就職活動

2、内定をもらい、タイ周辺国でBビザを取るためにラオスの首都ビエンチャンへ

3、ビエンチャンでBビザを取得しタイに再入国

4、入国後ワークパーミットも取得し就業開始

このようにビザの取得方法に関してだけ微妙に違いました。

タイ国外にあるタイ大使館であればどこでもビザをゲットできます。※ただし国によって取得の難易度が異なるので要チェックです。

私のようにタイでタイ語を学んでから現地でそのまま就職をするというパターンでもOKかと思います。

➨この場合はタイに来る前に日本で大学の英文卒業証明書前職の英文在職証明書をそれぞれ予めゲットしてから訪泰してください(入社時に必要となるので)

 

 

さいごに

 

海外就職に憧れのある方は今とても多いかと思いますが タイはそんな海外就職の中でも比較的ハードルが低く、チャレンジしやすい場所なんじゃないでしょうか。

とは言っても、最近では昔ほどビザも緩くありませんし 会社が求める人材も少しずつ高くなってきています。

「タイだから余裕っしょ(笑)」とか「ユルそうじゃね?」とか「英語できなくても何とかイケそう」なんて考えだと失敗するので気を付けて下さいね。

タイと言えどもそこは海外、外国でも力強く生きていけるタフさが求められますので これからタイ就職を検討している方はよく考えて実行に移してもらいたいものです。