シドニー【施設】

Ian Thorpe Aquatic Centre(イアンソープ アクアティック センター)は本気で泳げる本格派プール

 

オーストラリア人はフィットネスに関心がとても高く、出勤前の早朝くにランニングやトレーニングに励む会社員を多く見かけます。

もちろん水泳も人気の種目の1つで 街中にはいくつも公共のプールがあり、多くの施設がそのような方たちのために朝早くから営業をしています。

市内の数あるプールの中でも、規模がとても大きく同時に知名度が高いのが【Ian Thorpe Aquatic Centre(イアンソープ アクアティック センター)】です。

イアンソープというと、オーストラリア出身の水泳選手で2001年の世界水泳で6つの金メダルを獲得し一世を風靡したオーストラリア競泳界の先駆者として知られています。

このイアンソープ選手の功績を記念して作られたのがこの施設なのです。

今回は、超本格的な50mプールを持つこの施設を利用してみましたので、皆さんに詳しく紹介していこうと思います。

 

 

IanThorpe Aquatic Centre(イアンソープ アクアティック センター)

 

 

イアンソープアクアティックセンターはシドニーのUltimo(ウルティモ)に位置する、公共の総合フィットネスセンターである。

2000年に初めて市が建設のプロジェクトを提案し、それから7年もの歳月を経て 2007年の8月に晴れてオープンした。

当初はウルティモアクアティックセンター&パブリックスペースという仮名で建設の計画が進められていたが、後にオリンピック世界王者となったイアンソープ氏を称えて改名され、現在の施設名となっている。

施設内には、プールが計3つ・ジムエリア・その他レクリエーションの設備が備わっている大型の総合スポーツセンターだ。

市営の施設なので、基本的には誰でも利用することができる。

 

 

本格的な競泳用の50mプール

 

 

この施設のメインは何といってもこの大型の50mプールです。

コースは8レーンあり、泳ぐスピード別にちゃんとコースが分けられているので初心者の方でも気負いすることなく利用できます。

また、一番奥は自由コースとなっており 基本的に好きなように使用しても良いことになっています。

夕方からの時間帯はスイムレッスン用に手前3~4レーンを閉鎖するため、実質使えるのは残りの4レーン程となります。

水深に関してはスタート地点はおおよそ1m20cmほどと安全なのですが、奥のゴール地点では約3mにもなるため身長よりもずっと深く、初心者の方や泳ぎに慣れていない方は少し恐怖感を感じるかもしれません。

距離も50mと長いため、初めのうちは自由コースで体を慣らしてから徐々にスローコース、ミディアムコースと移行していくのが良いと思います。

設備は完全に競泳選手向けですが、プールを使用している人の多くは 年配の方や水泳初心者の方ですので、心配せずに利用すれば大丈夫です。

水温に関しては日本の温水プールと比べるとだいぶ冷たいので、がっつり泳ぐ人以外はまずはサウナなども利用できる入場券で入場するのが良いと思います。

正直なところ、夏場でさえ途中で寒すぎて退場したくなるほどです。

 

 

レジャープールエリア

 

 

50mプールとは別に、もう1つプールのエリアがあります。

それがこちらのレジャープールエリアで、温水の広いジャグジープール・サウナ&スチームサウナ・子供向け練習用プールがあります。

注意していただきたいのは、こちらへの入場は50mプールとは別となっているという点です。※料金に関しては後ほど説明します

ジャグジープールは一応温水なのですが温度が結構冷たいです。

ですので長時間浸かっていると少し寒く感じます。

ただ、すぐ側にサウナやスチームがあるので問題は無いかと思います。

サウナに関しては日本のサウナと比べるとこれまた温度が低めです。なかなか汗をかけないので、長時間利用する人が多く常に混んでいます。

一方スチームサウナは温度は十分高めなので、一気に暖まりたい方はこちらを利用すると良いでしょう。

子供用の練習プールはいつも小学生くらいの子供たちがレッスンを受けたり、家族と一緒に練習したりしています。

たまに大人の方も利用していますので、おそらく年齢の制限は無いのだと思います。

 

 

更衣室

 

 

更衣室はプールエリアに複数あるので混雑していないのが良い所です。

ただし、綺麗に保たれているかというとそうでもありません。

地下1階にあるジム付近の更衣室は比較的綺麗ですので、気になる方はそちらを使った方が良いかと思います。

 

 

シャワーブースは扉の無いこのような仕様です。前述した地下の更衣室のシャワー室は個室式になっています。

 

 

ドライヤーもあります。

更衣室は足元が濡れていますので、スリッパを持参した方が良いかと思われます。

 

 

販売ブース

 

 

受付横には販売エリアがあり、大人向けのゴーグルや水着、キッズ向け用品などこちらで買い揃えることができる。

当日何か忘れ物をしたとしてもここで購入できるので安心です。

 

 

カフェテリア

 

レジャープール側には、コーヒーや軽食などを提供するカフェが併設されています。

屋外へと繋がるテラスもありますので、夏場にはのんびりとここで時間を過ごすのも良さそうです。

 

利用料金

 

アクアティックセンターのエントランス

 

こちらの受付で料金を支払う

 

さて、入場料金なのですがちょっと色々と選択肢が多いので 初めて行く方は混乱するかもしれません。

ここでは分かりやすく説明しますので参考にしてください。

まずは写真から

 

 

POOL ADULT
プール入場(大人)
$7.70
POOL CHILD/STUDENT
プール入場(子供・学生)
$5.70
POOL CONCESSION
プール入場(年金受給者他)
$5.70
POOL 360 CITY ACCESS CARD
プール入場(360カード保持者)
$2.00
POOL FAMILY
プール入場(大人2名・子供2名)
$20.30
POOL SPECTATORS
プール入場(見物人)
$3.60
SWIM/STEAM/SAUNA ADULT
スイム/スチーム/サウナ(大人)
$14.60
SWIM/STEAM/SAUNA CONCESSION
スイム/スチーム/サウナ(年金受給者他)
$10.90
FITNESS CASUAL VISIT
フィットネス カジュアル ビジット
$21.20
FITNESS CASUAL VISIT CONCESSION
フィットネス カジュアル ビジット (年金受給者他)
$15.80
FITNESS 360 CITY ACCESS CARD
フィットネスジム 入場(360カード保持者)
$5.50
CASUAL GROUP FITNESS CLASS per class
フィットネス レッスン【1回】
$21.20
CASUAL GROUP FITNESS CLASS CONCESSION per class
フィットネス レッスン(年金受給者他)【1回】
$15.80
AQUABICS CLASS
アクアビクスクラス
$18.80
AQUABICS CLASS CONCESSION
アクアビクスクラス(年金受給者他)
$14.10
MULTI VISIT PASSES 360 GO AQUATIC ADULT【20 VISITS】
マルチビジットパス 360 ゴー アクアティック(大人 )【20回分】
$122.40
MULTI VISIT PASSES 360 GO AQUATIC CONCESSION
【20 VISITS】
マルチビジットパス 360 ゴー アクアティック(年金受給者他 )【20回分】
$91.80
MULTI VISIT FITNESS PASS【20 VISITS】
マルチビジットフィットネスパス【20回分】
$338.90
MULTI VISIT FITNESS PASS CONCESSION【20 VISITS】
マルチビジットフィットネスパス(年金受給者他)【20回分】
$254.00
MULTI VISIT AQUAROBICS 【10 VISITS】
マルチビジットアクアビクス【10回分】
$169.20
MULTI VISIT AQUAROBICS CONCESSION【10 VISITS】
マルチビジットアクアビクス(年金受給者他)【10回分】
$128.70
MULTI VISIT SWIM/STEAM/SAUNA【10 VISITS】
マルチビジット サウナ/スチーム/サウナ【10回分】
$134.90
MULTI VISIT SWIM/STEAM/SAUNA CONCESSION【10 VISITS】
マルチビジット サウナ/スチーム/サウナ(年金受給者他)【10回分】
$101.20

 

ご覧のように結構ややこしいので、全部解説していきます。

 

●POOL(ADULT):50mプールのみの利用です。ジャグジーやサウナなどは別です。

●POOL(CHILD/STUDENT):同上です。学生証のある方は割引になるようです。

●POOL(CONCESSION):恐らくコンセッションカードと呼ばれるカードがあり、そちらを持っている方がこの割引の対象になるようです。対象は年金を受給しているような年配の方やその他の方々です。

●POOL(360 CITY ACCESS CARD):360カードという、シドニー市内の同じような公共の運動施設で共通で利用できるカードがあるのですが、そちらを持っている方は安く利用できるようです。

●POOL(FAMILY):大人2名と子供2名の計4名分の入場セットです。

●POOL(SPECTATOR):見物するだけでも施設に入るには入場料がかかります。

 

●SWIM/STEAM/SAUNA(ADULT):こちらはレジャープルエリアにあるジャグジー・サウナ&スチーム・子供用プールの入場の料金です。少し料金が高いのは、こちらのチケットで入場すれば50mプールもレジャープールも全部使えるからです。こちらで入場すると専用のバンドが渡されますので、係員はそのバンドを見て判断しています。

●SWIM/STEAM/SAUNA(CONCESSION)CONCESSION:同上。コンセッションカード保持者対象。

 

●FITNESS(CASUAL VISIT):こちらはジムエリアとプールエリアの両方を利用できる入場体系です。少し料金が高いですが、施設内全部使えるバリューパックのようなものです。

●FITNESS(CASUAL VISIT CONCESSION):同上。コンセッションカード保持者対象。

●FITNESS(360 CITY ACCESS CARD):前述した360シティアクセスカード保持者対象です。

●CASUAL GROUP FITNESSCASUAL GROUP CLASS(per class):エアロビクスなどのグループレッスンの1回あたりの参加料金です。色々なスタジオレッスンが行われているようです。

●CASUAL GROUP FITNESSCASUAL GROUP CLASS CONCESSION(per class):同上。コンセッションカード保持者対象。

 

●AQUAROBICS CLASS:アクアビクスの1回あたりの料金です。主に日中開催されているようです。

●AQUAROBICS CLASS(CONCESSION):同上。コンセッションカード保持者対象。

 

●360 GO AQUATIC (ADULT)【20回分】:私もこの回数券を購入済みです。こちらはプール限定利用のカードで市内にあるいくつかの提携プールならどこでも利用できるものです。プールをたくさん使う方は、都度払いよりも安くなりますのでおススメです。

●360 GO AQUATIC (CONCESSION)【20回分】:同上。コンセッションカード保持者対象。

●MULTI VISIT FITNESS PASS【20回分】:同施設のジムエリア・プールエリアの全てを利用できる20回分の回数券です。都度払いよりも安くなるのでお得です。

●MULTI VISIT FITNESS PASS(CONCESSION)【20回分】:同上。コンセッションカード保持者対象。

●MULTI VISIT AQUAROBICS【10回分】:アクアビクス限定の回数券です。

●MULTI VISIT AQUAROBICS(CONCESSION)【10回分】:同上。コンセッションカード保持者対象。

●MULTI VISIT SWIM/STEAM/SAUNA【10回分】:レジャープール含め、プールエリアを全部利用できる回数券です。

●MULTI VISIT SWIM/STEAM/SAUNA(CONCESSION)【10回分】:同上。コンセッションカード保持者対象。

 

 

料金に関することだけで記事がだいぶ占めてしまって申し訳ありませんが、このように色々なパターンから選べますので、ご自身の利用に合わせて購入してみてください。

 

 

営業時間

 

 

月曜~金曜 6:00~22:00(プールは21:00まで)

土曜・日曜 6:00~20:00(プールも20:00まで)

祝日    6:00~20:00(プールも20:00まで)

休業日   クリスマス・グッドフライデー

※年末年始は営業時間がイレギュラーとなりますので随時確認が必要です

 

 

場所

 

 

徒歩で行く

 

Central(セントラル)駅からですと、徒歩でおおよそ15分です。

Tawnhall(タウンホール)駅からでも徒歩20分程度で行くことも可能です。

分かりやすい行き方は、セントラル駅のサウスコンコースからレイルウェイスクエアへ向かう地下道を突き抜けて、The Goods Line(ザ グッズ ライン)というUltimoまで伸びる整備された歩道を進む道順が早いですしおススメです。

 

(セントラル駅からULTIMOまで伸びるザ・グッズライン)

 

グッズラインを直進するとPower House Museum(パワーハウスミュージアム)に辿り着きます。

そこからは少し分かりにくい場所にあるので、スマホのナビなどを使うのも良いでしょう。

 

Light Rail(ライトレイル)を使って行く

 

セントラル駅発の路面電車’ライトレイル’を使うと簡単に辿り着くことができます。

セントラル駅から3つ目の停留所「Exhibition Centre(エキシビジョンセンター)」で下車したらすぐ目の前。

 

 

料金がかかりますが、セントラル駅から歩くことなく向かえますので非常に便利です。

 

(駅のすぐ目の前にアクアティックセンターがある)

 

 

サイト

 

公式HP https://itac.org.au/

 

まとめ

 

波をイメージしてつくられた イアンソープアクアティックセンターの特徴的な外観

 

オーストラリアで生活しているならば、1度は訪れてみたいイアンソープアクアティックセンター。

本格的なレーンに開放感ある大きな空間に初めは圧倒されるかもしれません。

水泳が得意な人はもちろん、これから頑張ろうという人も 誰でも利用できる雰囲気ですので是非訪れてみてください。